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2013年02月18日

投手vs打者

17日・・・・

毎年恒例で町内の4チームで行われている少年野球最後のローカル大会「お別れ大会」があった。

冬の間、この大会の為に毎日頑張っていた次男坊・・・・

目指すは「優勝」・・・いわゆる「有終の美」ロケット

そして、優勝するには町内の強豪チームを倒さないといけない。

昨年のジュニアの大会から今までの対戦成績は、2勝1負・・・・

最終戦を勝って、完全勝利といきたいところだ・・・

そこには、ライバルとなる選手が多数いるガーン

中でも町内屈指のスラッガーがいる。

そのバッターを抑えない限り勝利は無い・・・と思われる。

逆に言えば、その他のバッターに打たれても致命傷にはならないと・・・

冬の間のトレーニングはこのバッターを抑えるためにトレーニングしたことになる。

球速を上げるための筋力トレーニングや打ち取るためのイメージトレーニング力こぶ

次男は5回まで投げたが、その2打席を抑えることが出来た。

1打席目は無死1・2塁の場面・・・そう、絶対絶命のピンチキャー

はい、そうです。いつもの立ち上がり・・・・

連続四球です・・・ガーン

今日は3番に入っていました。

ここで打たれたら恐らく、負ける確率はかなり高くなる。

しかし、ここはレフトフライに打ち取った。

2死にするも、セカンドの後方へポテンヒットを打たれ、1点先制されてしまった。

でも、あのバッターに打たれた1点とこの1点では大きく違う。

2打席目は、2死3塁・・・これまたピンチ・・・ガーン

全力投球・・・・2球続けてファールを打たせ、2ストライクと追い込んだ。

イメージトレーニング通り・・・

次なる球は、計画通り投げられるのか・・・と、見守っていると・・・・

いきましたキャー・・・・・スローボール・・・

高めのボール球・・・・・

後でビデオを見たら、かなりのボール球でしたが・・・

その球に手を出して・・・セカンドゴロ花火

イメージしていたのは、この後のインコース低めの勝負球に行くための、見せ球。

しかし、その球に手をだしてくれました。上手くひっかけてくれれば、「ラッキー」程度に思っていました。

投手は、どのように攻めて打者を打ち取るか、イメージして組み立てる。

その組み立ての中に、相手のタイミングを外す「スローボール」がある。

スローボールについては、賛否両論・・・

卑怯だ・・・と言う人もいる。

現に「あの球ないぞ・・・勝負しろ!」と言われたムカッ

あのスローボールを見逃し、次の勝負球で打ち取っていたら、こんなことは言われなかっただろう・・・

スローボールをヒットされても言われなかったであろう・・・

でも、それはそれで言われそうだな・・・ガーン

でも、投手の立場からすれば、全力投球だけが勝負か・・・・

答えは「No」だ。

だって・・・・勝ちたいも~んキャー

これは私の考えなので・・・と付け加えて・・・

昨年のドラフトで、高校野球夏の地方大会で160kmを記録した投手「大谷」

この選手は160kmというストレートを持っている。

しかし、各種変化球も使っている。

投球とはそういうもんだ。

如何にバッターを抑えるか・・・が投手である以上打ち取るプロセスを考えて投げるのが当たり前。


そして、バッターは試合を決める1打が打てる打者が4番。

その試合、延長特別ルールとなった・・・お互い特別ルールで0を刻んだ、9回・・・

そのバッターが放った、三遊間のヒットで1点を挙げ、その裏その1点を守った、相手チームが勝った。


中学に行ったら、敵だった仲間と同じチームになる。

違うチームとなる仲間もいる。

中学でも、このバッターとは対戦が楽しみだ。

投手vs打者




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Posted by ケロロ少佐 at 22:02│Comments(6)少年野球
この記事へのコメント
故障もして心配しましたが 
 
最終戦にマウンドに上がり ナイスピッチング出来たことで

終わりよければ全てよし(チームの勝敗は別として)ってところでしょうか

遠くのほうで観戦してましたが

町内屈指のスラッガーとの対戦は、とても注目されたようですね。


試合に出場する以上 「チームの勝利の為に何が出来るか?」を一番に考え

多分、その答えが「スローボール」の選択だったんじゃないかなと想像します。

私も投手の経験がありますが 

打者に対し「スローボール」を投球するほど勇気のいることはありません 

バックを信頼していなければ投げれないボール 「打たせるぜ 頼むぜバック」てな感じです。


打者との1対1の勝負に溺れ バックを信頼せず投げた1球に良き結果を導き出すことは出来ません。

結果的に打ち取ったのですから、

投手・捕手・野手が共通共有認識のもとで選択し守りきった結果。

「これぞチーム野球」良き選択に良き結果なのではないでしょうか?



息子達にも 「こうあってほしいなぁ~」と ただただ思うばかり。

「これぞチーム野球」を目指したい......


1年間ご苦労様 そして沢山の感動をありがとう

正直ちょっとさみしいです。
Posted by お山のジャイアン at 2013年02月19日 20:47
そちらの町内では最後にこんな素晴らしい試合があるんですね!
ウチは町内1チームなんでムリ!
思い出になる試合になったと思います。続きは中学で!ですね?

ウチの小僧も土日、最後の試合を満喫してきました(笑)
これで心置きなく野球に集中してくれると思いますが・・・
Posted by dabchandabchan at 2013年02月19日 20:59
お山のジャイアン様

一年間お世話にないました。

いろいろご迷惑を掛けてしまいました・・・

スローボール・・・強打者になればなるほど、有効な球と思います。

少年野球では変化球は使えませんし・・・・

一定の球速ばかりでは、狙われてしまいます。

大会で上位にくるチームはほとんど投げています。

そんなことはさておき・・・

春からの息子さんの活躍を期待しています。

お山のジャイアン様のような投手育成を是非お願いします。

2年後どのような進路になるか分かりませんが、また一緒にできるといいですね。

お先に母校で待っています。

ありがとうございました。
Posted by ケロロ少佐ケロロ少佐 at 2013年02月19日 21:18
dabchan 様

試合って、釣りの方じゃないですか~

この先、中学でボチボチやっていきます。

また、対戦出来るといいですね。

楽しみにしています。
Posted by ケロロ少佐ケロロ少佐 at 2013年02月19日 21:28
野球バカ兄弟・・(失敬)ご子息達にも日曜日に言ったけど「スローボールを投げる勇気」が持てた事が素晴らしいと思います。

俺は決して逃げたなんて思わない。
むしろ、ハヤトとカイトが必死に考えた作戦をカイトが勇気を持って実践に移した事は称賛に値するし、考える野球が出来るようになった事は成長じゃないかな?

打者側から見たら、あのスラッガーはこれから何年か野球をやると思うけど「あの打席」の悔しさは生涯忘れないと思うよ!

自分も中学時代に同じ経験(やられた方だけどね(;_;))があったからね。

でも、それを糧にして克服(今回はタメの重要性だよね)出来るかどうかでその後の成長度合いが変わってくると思います。

なんにしても、今後もあの子とカイトのライバル対決は楽しみだね♪
カイト負けるなョ!!

Ps. セーフティおじさんじゃなくてセーフティ親父だからね!!
見た目は3才くらい若く見られます・・(-_-;)?
Posted by セーフティ親父 at 2013年02月20日 17:51
セーフティ親父様

お疲れさまです。

スローボールを投げて、ホームランじゃぁ カッコ悪いですからね・・・

勇気ある選択でしたね。

欲を言えば、ベース上でバウンドするような球だったら完璧でしたけど・・・

内心は、打たれなくて良かった~ですかね。
Posted by ケロロ少佐ケロロ少佐 at 2013年02月20日 23:50
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