今日も池袋の本屋さんにブラッと・・・・・何かないかな~
パラパラ・・・・っといろんな本をみて今日はこれにしました。
「人をぐんぐん成長させる言葉」
初めに目に入った文字は
「野球の知識」はあっても「指導の知識」はあるのか・・・・・
この本は、理想の指導者とは・・・・や、どんな言葉を掛ければ選手はやる気になるのか・・・など
この本で紹介されている事例がなんとも、いままで自分が学童野球に携わってきて経験してきたことと一致するところが多い。
学童野球に携わるようになったのは、長男が野球を始めたから・・・
そのころは、今思えばダメな指導者でした・・・・といっても、監督やコーチではなかったので、長男専属の指導者ということになる。
投手だった長男はコントロールが悪く、試合を作ることが出来ないことが多かった。
試合の7~8割は投手で決まるので、試合を作れない長男に腹が立ったし、一緒に練習も沢山したのに結果が出なくて自分にも腹がたった。
今思えば、私は長男を指導していたのではなく、長男に指導してもらっていた・・・と思える。
そう思うと・・・・長男は私の犠牲者だったかもしれない・・・・
それがあったからこそ、次男の時には考えが随分変わっていたし、指導方法も変わっていた。
今の子ども達には同じ思いをしてほしくない・・・・という想いが強い。
そんな私と長男は現在、次男に指導してもらっている・・・・?
なぜ、野球チームの監督やコーチでもない自分がこんな本を読むか・・・・というと、
学童野球において、父親は一番の指導者だと思うから。
少年野球においては、毎日頑張っている姿を見ているのは、監督でもコーチでもない・・・・「親」です。
中学野球においては、技術より学校教育の範囲・・・という概念が強く、専門の指導者とは限らない。
そうすると、やはり一番の指導者は父親か・・・・と思われる。
もちろん、中学野球でもすばらしい指導者はたくさん居ます。
そして高校へ進学した時、親は「一番の指導者」から「一番の理解者(ファン)」になる・・・・
これは私の考えですけど・・・
本の冒頭でも紹介しているように、
指導者=coach(コーチ)
コーチにはもう一つの「馬車」という意味がある。
馬車=人を目的地まで運ぶ
そうすると、コーチ(指導者)とは選手達を目的地まで運ぶ「道具」ということになる。
グローブやバット・・・・上手くなるには「いい道具」が必要になる。
これこそ、「選手が主役」というコーチング理論 だそうだ。
過去の実績(指導者が主役)と指導力(選手が主役)は別物。
指導者の過去の自慢話は、子ども達にとってどうでもいいこと。
過去の自分の実績を元に誤った指導方法のまま、子どもの指導にあたっている方々も少なからずいらっしゃいます。
そのような指導者の元で練習をしているチームと、指導者が日々子ども達の為に最適な練習方法や成長期の子どもの体のことを考え、常に勉強している指導者のいるチームとでは、子どもの成長具合は・・・・・・
お分かりの通りです。
昔の軍隊のような古い考えはすべて捨て、「0」からもう一度、「本当の指導者」というものを考えるのもいいかもしれないですね。
先日紹介した「おまえなら出来る」、今回の「人をぐんぐん成長させる言葉」
指導者をはじめ野球以外のスポーツに携わっている、子ども達の「一番の指導者」であるお父さん・お母さんにも是非読んでもらいたい本です。
一番の指導者であるお父さん達には、是非、子ども達の「やる気スイッチ」がONになるような「言葉」を掛けてほしいと思います
もちろん指導者の方々にも・・・・ですけどね
このような本ばかり読んでいると、頭でっかちになっちゃうかな・・・
この本の内容は非常におもしろいので、機会があったら内容をピックアップして紹介したいと思います。
で~・・・・秘かに・・・・・・・・・
6/11 埼玉県春日部市 市民会館いわつき大ホールで行われる講演会
テーマ:「試練が人を磨く」 講師:桑田真澄
こちらも非常に気になる・・・・今日この頃でした。